今昔なぜなぜ?      Q & A

<原発>

「もんじゅとは?」

 高速増殖炉「もんじゅに」はプルトニウムが1400キログラムも燃料として使われています。そして、福島では、冷却用に水が使われていますが、もんじゅでは、燃料棒の冷却材にナトリウムが使用されているため水は一切使えません。水に触れると爆発しますし、空気に触れても激しく燃焼します。そのナトリウムが原子炉に満たされており、その中にプルトニウムを含む燃料棒が入っています。また、高速の中性子を利用しているので、通常の原発より核分裂反応が高速で進みます。
 つまり、地震が来たり、何らかの事故が発生すると、手のつけようがなく、お手あげ状態となり、もはやどうにもならなくなります。最悪、燃料棒が溶融し1400キログラムのプルトニウムの核爆発も全く可能性が無いわけでもありません。長崎で使用された原爆はプルトニウムが8キログラム使用されていましたから、その175個分の核兵器が炸裂するといったことになるやもしれません。近畿一円どころか、この列島には人が住めなくなるかもしれません。
 ですから、世界のどの国も高速増殖炉からは撤退しています。日本だけが、いまだにプルトニウム欲しさに運転を始めようとしています。もはや、発電など副産物で、本来の目的を隠蔽するための口実に過ぎません。その秘められている動機は、核兵器の原料となるプルトニウムの生産です。
 この列島に住む人々がどうなろうと、地球環境がどうなろうと、原発推進勢力にとってはどうでも良いことなのです。東電のように、何が起きようと各人の自己責任に任されています。
 その起動スイッチが入れられた時点で、我が国の破滅へのカウントダウンが始まります。そうならないためには、国民の大きな声とストップさせるための運動を広げる以外に道はありません。


      

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